赤道付近のタイは年中暑く、日本のような四季はありませんが
雨季と乾季で分けられます。
6月〜10月ぐらいが雨季となり、それ以外が乾季です。
年中暑いと言いましたが、特に2月〜5月あたりは高温となり
今年は雨季が遅れ、6月中旬まで40度を超える日が多かったようです。
乾季で高温のため湿気は無いのですが、40度を超えると
花の生育にも影響が出るかもしれません。
極端に出荷量が増減した品種は見受けられませんでしたが
気象の変化による出荷への影響は今後顕著になるかもしれません。
下の写真は、3月には珍しい数時間の大雨が降った後の
バンコク市内です。
雨が無い間に排水溝に溜まったゴミなどで下水に雨が流れず
30分もすれば冠水状態です。
タイの人にとって乾季でこれだけ雨が降るのは珍しいと言っていましたが
冠水自体は珍しくないようで、平然としている人が多かったです。
バンコク周辺の道を走っていると分かるのですが、立体交差点など人工的なものを除いて
道に坂がほぼありません。
このように、タイ国土が坂が少ない土地であるが故、排水がうまくいかず
数年前の洪水に代表されるように、冠水になりやすいようです