グリーンをちょい足しするだけで、1~2本のシャネルがパッと引き立ちます。
サンキライ1本にシャネル2本。
シャネル1本にレースフラワーのようなイタリアンパセリの花1本。
アイビー1本とシャネル1本。
夏はとにかく水替えのしやすさが大切。
1輪挿しなど小さく生けたものはいくつか繰り返して置くなど、シンプルな花飾りが活躍します。
さりげなさがかわいいシャネル。
夏のちいさな花飾りにどうぞ。
投稿者: SudoShokai
大きなガラス花器にシャネルを少し。
透明感のあるシャネルはガラスの器と好相性です。
これから暑くなる夏、水の濁りも気になりますね。
大きなガラスの花器に少しだけ水を入れて、涼しげなガラスと花を両方楽しむような生け方もいいかなと思います。
夏は花傷みも早く、大きな花瓶は使いにくいナと思う方も多いと思いますが、ガラス越しに見る花も新鮮な気持ちで楽しめます。
すっぽりと花器に入れてしまうことで、冷房の風も当たらず、湿度も適度に保たれ、ランには好環境のようです。
浅水で水替えも簡単。
こんな飾り方もお試しください。
涼しげにデンファレ・シャネル
淡いピンクのデンファレシャネルのご紹介です。
どちらかというと細弁、リップと花弁に少しピンクが入っていますが、白っぽい部分も多く独特の透明感のあるデンファレです。
南国タイからのランですが、日本的な感性に合う、野の花のようにも見えるシャネルです。
ディープブルーをテーブルに。
前回ご紹介したディープブルーの小さい花束をいくつか並べてテーブルに置きました。
真鍮の花器にディープブルーの茶色がかった色とで、少し夕暮れっぽい光が似合います。
花が大きいので、1輪浮かべただけでも見応えがあるのですが、
何束か重ねて入れても簡単なアレンジメントになります。
花が大きいので、下を向いてしまいがちですが、短く切ることで水下がりの心配もありませんね。
ディープブルーの小さい花束
ディープブルーは比較的花が大きなアランダです。
ちょこちょこと切り分けて組み合わせても、小さい花束になります。
下の写真はディープブルー3りんにベロニカを1本あわせてくるくると束ねただけです。
小さい真鍮の器に水を張って、
夏らしく水が見えるように飾ってみました。
同じ器に、同じ大きさの小さな花束を3つ入れました。こんもりとしたアレンジメントのようになりました。
これでディープブルー1本分くらいです。
おもてなしのテーブルに飾った後に、いくつかに分けてお土産ブーケにもできますね。
ディープブルーとジャーマンアイリス
前回のジニアに引き続き、少しニュアンスのある色との組み合わせです。
今回はベージュ×黄色のジャーマンアイリスです。
モカラやアランダは比較的はっきりとした色のバリエーションが多いので、強い色との組み合わせが多くなりますが、影のような色があるようなないような。。。という花と組み合わせてみました。
セピア色のような静かな花との組み合わせも案外まとまりました。
暗めの場所だとディープブルーの色が少し蛍光色のようにシルエットがはっきり見えてきます。
間接照明や少し柔らかい光の場所にもぜひお試しください。
アンティークカラーとあわせて。
前回紹介した水盤にアイビーとディープブルーのアレンジメントに、ジニアを入れてアレンジしなおしました。
クイーンライムRというジニアは、ピンクからグリーンのグラデーションの花色。
このちょっと変わり咲きの花とディープブルーがなんだか相性がよいのです。
今、菊でもバラでも、トルコギキョウでも、一輪の花の中にグリーンから赤や、グリーンから黄色というグラデーションの花が多く出てきています。
シンプルな赤や黄色の単色の花よりも、グリーンが入っている花色のほうが花合わせが洗練される気がします。
たとえば赤い花と黄色い花をあわせるとちょっと極端でサイケデリックな印象や、少し「昭和っぽい」色合わせになりがちですが、
赤×グリーンと黄×グリーンの花をあわせるとうっすら入ったグリーンがうまくつないでくれて、深みのある色合わせになります。少し今っぽい雰囲気になります。
いわゆるアンティークカラーのような印象にディープブルーがよく合います。茶色がかっているせいでしょうか。
秋色アレンジに見えないように、フレッシュなアイビーと器に張った水が見えるようにしました。
ランの花というといかにも南国の花という花あしらいを多く見かけますが、
ちょっとニュアンスのある花との組み合わせもお試しください。