花は背景として組み合わせる色でだいぶ印象が変わってきます。
茶色や黒は暗く見えると思われがちですが、花色を引き立て、高級感を出す色だと思っています。
今回も茶色の和紙を使いました。
平らに置いた和紙の下の部分を プラスティックチューブが隠れるくらいに折り返しています。
和のイメージで、熨斗のような和紙をリボンの代わりに付けました。、
1枚の紙の上に、絵をかくように花を置くだけ。
プラスティックチューブでなく、ちいさなガラス花器を仕込んで、そのまま飾れる贈り物にしても素敵ですね。
投稿者: SudoShokai
ビッグイエローを和紙で包んで
先にご紹介した1本のラッピングは、実はホームセンターで売っている「床養生用」の工事用シートでした。ちょっとカジュアルなラッピングによく利用しています。
前回はカジュアルなイメージでしたが、今回はもう少し落ち着いたイメージで厚手の和紙を利用してみます。
濃い茶色の和紙とアイボリーの和紙。
黄色いビッグイエローを引き立ててくれそうです。
1本くるりと巻いただけでも色が映えます。
しっかりとした和紙なので、台紙のように平らに使い、外側をセロハンで巻いたり、そのままセロハン素材の袋にすっぽり入れて、四角い花束にしても簡単できれいです。
花を保護しながら、背景として花を引き立てるラッピング、簡単なのでお試しください。
ビッグイエロー1本をギフトに
以前ご紹介したビッグイエローという大きな黄色いタイプを再度ご紹介します。
「黄色いバンダ?」と思ってしまうほど、1本でボリュームがあります。
同じ花をたくさん束ねるのももちろん素敵ですが、このビッグイエローで「1本」をきれいに見せる花贈りをご紹介したいと思います。
輸送用についている保水のキャップ付きチューブを利用します。
一度はずしてよく洗い、水でもいいのですが、できれば「エコゼリー」などの漏れにくいものを入れなおします。
台紙を厚紙や段ボールで作り、チューブを隠すための切れ込みを入れておきます。
すっぽりとチューブを入れ込みます。
ちょっとしたグリーンを一緒にさしてもよいでしょう。
セロファンで包んで仕上げます。
台紙には花がつぶれないよう 花の上下に折り目を入れて高さを出しています。
ランは傷になりやすい花でもありますので、1本でのラッピングはギフトにおすすめです。
たくさん束ねて贈るより、かえって高級感が出ますね。
クリスティーンホワイトと青い花
白地に濃いピンクの斑点のあるクリスティーンホワイト。
今回は青味のある花とあわせてみようかなと思いました。
まずはリューココリーネ。
クリスティーンホワイトのピンクがかった白色は、ピンク系の花はもちろん、青系の花とも相性がよく、青い色のもつ色の冷たさを緩和してくれる気がします。
↓の写真は宮崎県からのスイートピー「式部」。
赤紫と青紫のツートンカラーが珍しい品種です。
香りのないアランダに、スイートピーで春の香りもプラス。
青系のカーネーションなどにも きっと似合いますね。
クリスティーンホワイトと白桃の枝
モカラやアランダが和風の枝ものとの相性が良いことは何度もご紹介しましたが、今回はクリスティーンホワイトと白桃の花との組み合わせです。
この時期たくさん出回っている枝もの花、ほんのりピンクの彼岸桜や啓翁桜、どれとも好相性でした。
枝ものはあまり和風でない器に活けたほうが、置き場所も選びません。
今回はターコイズブルーの釉のかかった器。
器の淵の茶色と枝もの茶色がよく馴染みました。
春のクリスティーンホワイト
以前クリスティーンホワイトをご紹介したのは初夏(6月)でした。
桜満開の3月に、ほんのり桜色のクリスティーンホワイトを再びご紹介します。
ルーシーのキュートな穂先
ルーシーの特徴でもある、穂先というかお花の先っぽ。
にょきにょきと動きがあって、活けたときにも目立ちます。
金魚草(スナップ)にも似た特徴のある穂先のシルエット。
先端を生かしたコケティッシュなデザインに使っても面白いかもしれません。