ビッグイエローとグリーンで 1

 
ビッグイエローにグリーンの百日草をあわせて、ちょっと懐かしい感じのアレンジにしてみました。

百日草は、子供が描くお花のようで単純なかたわいい形。
ちょっと昭和のにおいのするお花です。

トロピカルフラワーも合わせるお花次第。
どんなイメージにも変幻自在です。

ビッグイエローをかわいらしく。

 
まるでバンダのような大きさのあるビッグイエローですが、ちょっと清楚な雰囲気の野草っぽいものとあわせれば、やさしい雰囲気にもなります。
これば白いアスチルべとあわせたものです。

堂々たる大きな花ですが、黄色から淡いグリーンへのやさしいグラデーションに着目すれば、丸弁でかわいい印象にもなりますね。

ビッグイエロー


ビッグイエローという、丸弁で大きめの花のつく種類のご紹介です。
上の画像は茎の少し上のほうについたお花なので、小さ目ですが、本来はバンダと見まごうぐらいに大きなお花をつけます。
 
イエローといっても、茎の下のほうについた花と上のほうについた花で、ちょっと色が変わります。
ちょうどバナナの色味に似ている感じです。
青みがかった黄色から、こっくりとした濃く熟した黄色まで、バナナの熟れ具合による色の違いのような感じが、ビッグイエロー1本の中でみられる そんな感じです。
バナナっぽいなあと思っていたら、時々ビッグイエローをビッグバナナと言い間違えたりしています・・・。

雲竜柳でちょっと大きめに。

 
ランの茎の長さはだいたい決まってしまっていて、すごく長いものはなかなか手に入りにくいです。でも枝ものと組み合わせれば、自由自在に高いところ、広いスペースへも飾ることができます。
これは雲竜柳の枝にたくさんのアクリルの試験管をつけて、モカラをさしたものです。
こうすると、広い面を埋めるようなデザインや、高さを作るデザインにも、モカラは活躍できます。

枝ものと組み合わせるとちょっと和風な印象も出せますね。

アリスタ ほぼフルブルームでした。

 

モカラは種類にもよりますが、花がだんだん疲れてくると、花がまだ大丈夫でも先のほうから黒く枯れたようになるものもあります。
その場合は黒くなった部分をはさみで切り落とすと、お花のもちもよくなります。
このアリスタという種類を観察していたら、先から黒くなるものもありましたが、先までほぼ全部咲ききるものもありました。
全部咲く状態をフルブルームといいますが、根のある状態から切り花にしてしまうと、咲かずに終わるつぼみが多い中、結構丈夫な種類といえます。

先っぽの花色は少し浅い赤ですが、そのグラデーションもまた持ち味です。
先のお花は少し小さく、横のブルースターより一回り大きい程度でかわいらしいサイズ。
ずいぶん長く楽しんでいます。

長持ち ロビン。

 飾ってから少したって先端のつぼみが黒くなったら、ちょんとはさみで切り落としてあげると、その後また長く楽しむことができます。
ロビンも少し黒くなったところを切り落としたら、先端から2番目のお花までよく開きました。
ロビンの場合は、下のほうについた花も悪くなりにくく、まさにたわわに咲いています。

アリスタと赤い実で

 
秋の赤い実がいろいろ出荷されてきています。
野バラの実、ビバーナムコンパクター、カンボク・・・
これらのものとあわせるだけで、南国のモカラも秋の印象です。

艶のある実とあわせるのがおすすめです。
かさかさとした感じの花材より、艶があったりぷっくりしたリッチな感じが、肉厚の花びらのランとバランスよくあわせられると思うのです。