キャロット(モカラ)

 オレンジ色のモカラ、キャロットのご紹介です。
言うまでもなく、ニンジン色からついた名前です。

ちょっと丸い形の花びらで、一輪ずつの大きさはそんなに大きくない種類です。
大きい花だとうつむきがちなモカラですが、これはとってもしっかりとこっちを向いていてくれます。

ニンジン色といってももうちょっとこっくりと赤みの強い 京ニンジンのような色。
いろいろな色にあわせやすく、活躍しそうな品種です。

キャロットの花束

キャロットに クリーム色のモカラ「テレサ」をあわせてモカラが主役の花束にしてみました。

一緒にあわせたのは、まず、パイナップルリリー。

それと ビバーナムコンパクターというつやのある赤い実。
葉っぱもきれいです。

ガラスの花瓶にズボッと入れても、キャロットの顔はちゃんとこっちを向いていてくれます。
エレガントというより キュート系のモカラです。

ノーラブルーの後ろ姿

 
かなりやさしい藤色のノーラブルーですが、後ろ姿もまたかわいらしく、シャッターをきりました。
ちょっと大きめの花がつくランは、重みのせいか ともするとお花の顔が下を向きがちで、生真面目な私たち日本人は「使いにくい花」と思いがちです。
でもランの後ろ姿、ちょっとうつむき加減の表情もなかなか奥ゆかしくて、かわいらしいのです。


これはチャックワンオレンジの後ろ姿。
スポット(斑点)の濃い色がないせいか、表の色より後ろのほうが少し白っぽい感じです。
横顔・下向き・後ろ姿も嫌わずに見てあげると 案外かわいいものですね。

ノーラブルー(アランダ)

ノーラブルーのご紹介です。
 
モカラやアランダには少ない紫色。
それも日本人好みの淡い藤色です。

少し細身の花びらです。
よく見るとうっすらと網目の模様がついています。
リップの部分にだけ ちょっと濃い紫色がついていますが、これがピリッとスパイシーなアクセントになっています。
冬は出荷が減りますが、3,4,5月、7月、10月には多めに出回っています。

レックピンク(アランダ)

 
レックピンクのご紹介です。
レックとはタイ語で「小さい」という意味だそうです。
タイ人の兄弟の末っ子には「レック」というニックネームの子がたくさんいるそうです。
アランダやモカラにはピンクも多いですが、チャックワンファームやクリスティーンより小さめのお花なので「レックピンク」と名付けたとのこと。
スポット(斑点)はあるものの、ちっちゃめのお花のせいか、あまり気になりません。

お花が小顔なせいか、ピシッとしっかり前を向いていてくれます。
色はカリプソよりも少し薄めのピンクです。

チャックワンオレンジとトクサで。

 チャックワンオレンジもちょっと和っぽい素材 トクサとコケとであわせてみました。

トクサじゃなくても、枝物などとあわせたカンタン・シンプルなアレンジにパッと生えます。

ランの日持ちのよさと華やかさを生かして、おなじように長持ちする枝物やグリーンと組み合わせて、結構大型の生け込みなどにも使えそうですね。

チャックワンファームとチャックワンオレンジ

 
チャックワンファームとチャックワンオレンジ。
この兄弟(姉妹?)を並べて写真を撮ってみました。
ピンクとオレンジ、主役級の色同志でも、さすが兄弟(姉妹?)違和感ありません。
ランというとちょっと大人好みのお花。
でもこのピンクとオレンジ色は甘~い感じ。
おとなかわいいアレンジに こんな組み合わせ いかがでしょうか?