チャックワンファームと黒い花

 チャックワンファームは1輪が大きく、花束に1~2本入れるだけでシンプルでもリッチな感じに仕上がります。
ダークな色の「カラー」と、それに似た色の「レッドダッチェス」にチャックワンファームを加えて「大人かわいい花束」にしました。

ボリュームをおさえた花束でも存在感のある花材を使うとリッチな感じに仕上がります。
花束は「大きければ豪華」という考え方もあまりなくなってきたように思います。
花を持つ人のファッションを邪魔しないとか、男の方が持って歩いても違和感のない、スマートなラッピングということも重要です。

レッドダッチェスのリバーシブル使いブーケ


レッドダッチェスとアマリリスの花束。
そのままだとちょっと大きいかなと思ったので、レッドダッチェスは下の画像のように2つに丸めて使っています。

丸めると表のグリーンと裏のブラウンのコントラストの面白い花束になりました。
リバーシブルです。
折らずに丸めて、両面テープで留めています。
(ホチキスで留めると破れやすいので両面テープのほうがきれいです)
それを6~7本束ねて、花束ホルダーに。
色のコントラストで立体感も出ておもしろくなりました。
レッドダッチェスのリバーシブル使い、お試しください。


 

小さな花束 いろいろ

小さめの花束に切り分けたモカラを入れるのもおすすめですが、せっかくのラインフラワーを切らずに生かして、縦型のちいさめ花束もおすすめです。

小さい花束というと丸っこくまとめたものが多く見られますが、
花の形によっては縦型花束は活ける際にも使い勝手がよいものです。
そのまま活けたり、ばらしていくつかの一輪挿しに活け分けたり。。。
ラッピングも縦型に組んだ花束にセロハンでできた袋(クリスタルパック)をかぶせてちょっと立体的に襞をとり、リボンで留めるだけ。

 
上部の両角に蒸れ防止の穴を空けて出来上がりです。

長いままのモカラに台紙を付けてラッピングしても簡単でちょっとおしゃれ。

モカラで一味違った小さい花贈り、いかがですか?

 

赤×赤アレンジメント


数種類のグリーンに色はルビーの赤だけというアレンジメントをご紹介しましたが、
今回はグリーン少々、あとは赤いお花だけというリース型アレンジメントです。
赤い花といっても花びらの質感によっていろいろなニュアンスがあるものです。
バラ ブラックビューティの濃厚な少し黒みがかった赤やリューカデンドロン サファリサンセットの少しくすんだ赤、姫リンゴのすこし白っぽく乾いた赤。。。
同じような形の花ばかりでなく、いろいろな形の花が入ることで同じ色を重ねても単調さがなくなります。
この時期に何か赤い花、赤い花、、、と思ったら赤いモカラ、ルビーをどうぞ。
 

ルビーのリースアレンジメント


クリスマスの定番、リース型のアレンジメントです。
40センチほどのリースにルビーを5本ほど、それぞれ2~3本に切り分けて使っています。
ヒムロ、ブルーバード、ブルーアイス、ユーカリなど色々なテクスチャーのグリーンに、お花はルビー以外はほとんど使っていません。輪がちいさめのルビーですが、色のインパクトがあるので、存在感があります。
 

ルビーのクリスマススワッグ

クリスマスリースがちらほらと見られる季節になりました。

丸いリースもいいけれど、形を変えてスワッグはいかがでしょうか?
スワッグというのは日本語でいうと「花綱飾り」とかいうようですね、納豆の藁苞の両脇にひもをつけたような形だったり、縦型に花をつなげたものなど色々な形をスワッグと呼んでいるようです。
クリスマス飾りには殺菌や抗菌作用のある針葉樹や常緑樹や、魔除け的な意味合いのある植物(ヒイラギなど)が使われます。
いずれにしても水につけていなくてもしばらく元気な植物。そんな植物とあわせるときには、同じように長持ちしてくれる植物が便利です。このスワッグには、ブルーアイスというヒバにリューカデンドロン、モカラには小さいプラスチックのチューブにエコ・ゼリーを仕込んでいます。
ちょっと無造作に束ねたような簡単スワッグ。
ドア飾りだけでなく、いろいろな場所に似合います。

 

ルビーの小さい花束


 クリスマスイメージのミニ花束。
ヒムロとビバーナムティナス、エンジのスプレーマムにリューカデンドロンにルビーを入れました。
全部2本ずつですが、すべて1本ずつでミニミニ花束にしても、ルビー1本に花が6輪くらいはついていますので華やかです。
ちょっとしたお土産ブーケが活躍する時期、いよいよルビーの出番といった感じです。