ミリオンバンブーとノーラブルー

ランの花は竹や篠竹ととても相性がいいですね。
両方ともとても長持ちする植物なので、活け込みに便利です。
南国のホテルやレストラン(の載っている写真集)で よく見かける組み合わせです。

ちいさめの竹のように見えるミリオンバンブーは、実は竹ではなく 観葉植物でおなじみのドラセナの一種です。開運や金運を呼ぶ観葉植物といわれているようです。とっても丈夫で、ディスプレイにはとても便利です。
長持ちするランには 同じくらい長く楽しめる植物を組み合わせなければ、
メンテナンスの手間がかかってもったいないことになります。
これからの季節、ラン プラスαで「長持ち・手間なし」な涼しげ花飾りが活躍しますね。

丸いバスケットに丸い花束

前回ご紹介したノーラブルーと白いバラの丸い花束を、

グレイの丸いラタンのかごに飾りました。

直径40㎝ほどもある大きな丸いラタンかご。
かごの中にオトシ(花瓶やバケツなど)をいれて、花束の茎もとを隠すようにすっぽりと入れると
丸いかごと同化して、全体がまあるいアレンジメントに仕上がります。
大きさがありますが安定がいいので、床に直置きするような装飾におすすめです。

ノーラブルーとバラの花束

一見地味かなと思われる藤色のノーラブルー。
白と紫という、さらに地味?と思われる組み合わせをあえてしてみました。

白いバラは「イブ・カラム」。
うっすらとベージュがかった、ころんと丸いオールドローズ系のバラです。
ノーラブルーは先端に向かってパープルから白っぽいパープルに少しずつ変化しています。
1本の中にグラデーションがあり、白い花との相性も自然に馴染みます。

モカラでアクセサリー(チョーカー)


前回ブローチの提案をしましたが、今回はもっと簡単。
コットンロープのチョーカーに1輪のモカラをつけるだけ。
(モカラにワイヤーをかけ、そのワイヤーでチョーカーに取り付けています)
既成のアクセサリーにちょい足しするだけだと とても簡単です。

これもイヤリングのパーツ(手作りアクセサリーパーツのお店でいろいろ売っています)にモカラをつけただけ。
気を付けるのは1点、「肌に当たるところに取り付け用のワイヤーが決して当たらないようにすること」 だけです。
生花のアクセサリーが自由にお花屋さんの店先で選べるようになれば楽しいですね。

モカラでアクセサリー(大ぶりネックレス)


夏になると大ぶりのアクセサリーが活躍します。
本物の花で作ったらどうかなと思い、既成のネックレスチェーンに、生花のガーランドをつけてみました。
白いTシャツにつけるようなイメージです。

同じガーランドを少し短いシルバーのチェーンに付け替えてみました。
既成のアクセサリーにつけてしまうと本当に簡単。
チェーンでなくてもリボンなどに取り付けても簡単にアクセサリーになります。
長さの調節もしやすく、こちらもおすすめです。

モカラでアクセサリー(ブローチ)

コサージュというとちょっとあらたまった席でつけるものという感じがするので、あえてブローチと言ってみます。
麻のシャツのポケットに小さく束ねたブーケを挿しただけのイメージ。

生花で作った花飾りをもっと気軽に洋服やバッグにつけられるようになったら楽しいですね。

サイアムゴールドとビバーナムの花束


モカラとはいえきっちりと長さがあるので、やはり花束にしたくなります。
モカラをメインにした花束ってあまり見ませんけれど、水下がりの心配がほぼ無いことや日持ちがいいこと、色バリエーションが豊富で、華やかなことから、宅配便などにも耐えやすくプレゼント発送の花束にはとても便利です。
花の付きがとてもよく、花束にする際には少し間引いたほうが良いくらいかもしれません。
ビバーナムとあわせてみましたが、茎がしっかりとしているので、枝ものとあわせても折れることがなく、おすすめです。