サンライズの花の大きさは、バンダにも負けないくらい。
これが1本に10~15輪くらいついているのですから、かなりの迫力です。
モカラというと縦に並んで花がたくさんつきますから、「ラインフラワー」という見方が一般的ですが、1輪ずつの花がこれだけ大きいので、塊状に花がつく「マスフラワー」としての利用もできます。
たとえば、大ぶりのユリとあわせてもこの迫力です。
これは横幅80センチほどのアレンジメントですが、サンライズはにユリに負けない存在感があります。
モカラはLサイズとしてもユリの茎の長さには足りません。
でも「大活け」する際には、「カトレアホルダー」のような、先に試験管のついたスティックを利用すれば、どんな長さにもあわせることができます。
茎の長さを気にせず飾ることができれば、活用方法が広がります。
大輪のモカラとカトレアホルダーの組合せは、大きなアレンジメントにとてもおすすめです。
どうぞお試しください。
カテゴリー: アレンジメント
うつむき加減のサンライズの利用方法
大輪系のモカラ サンライズは花が大きいあまりに下を向いてしまいがち。
水が上がっていないわけではなくても、ちょっとうつむき加減です。
下から覗き込むような位置に飾ってあげられればいいのですが、そうも言ってはいられません。
アレンジに埋め込んでサンライズの花の外(裏)側を見せるより、
思い切ってしなだれた花全体をはっきり見せるように活けたほうが、花のかわいらしさがはっきり見えてきます。
土台の部分をぐっと低く抑え気味にしたアレンジに、
たくさんのサンライズを立てて、飾ってみました。
奥ゆかしくうつむき加減のサンライズが、少しイキイキして見えてきました。
菊のアレンジにルビー
季節の菊のアレンジメントに赤いルビーを入れ、秋色に仕上げました。
和にも洋にもどちらにも転べるのがランの良いところ。
また、和風のものがランが入ることによって ちょっと洋風の仕上がりに見えたりすることもあります。
ちょっとさし色にルビーをと思ったのですが、
意外に存在感がでます。
主役にも、脇役にも 和風にも洋風にも ルビーは変幻自在です。
クリスマスアレンジにルビーを。
リング型のオアシスベースに1~2輪ずつに切り分けたルビーをあしらって、リングアレンジにしました。
1本でかなりの本数が取れますから、2本もあればかなりのボリュームになります。
ヒムロ杉や、モミなど、長持ちする常緑樹が活躍する時期になってきました。
この長持ちに「着いていける」色ものの花として、ルビーのような赤いモカラはおすすめです。
星のような花型もクリスマスにぴったりですね。
うつむき加減のムーンライトイエローは。。。
ムーンライトイエローとニュウサイラン、ハスの実でさわやか系の色合わせ。
ムーンライトをLサイズの長さのままで生けても・・・また
一輪ずつに分けて飾っても、ムーンライトは1輪ずつ見栄えがする大きさなので、オブジェのようなグリーンに映えます。
下向き加減に花がついていて生け方が難しいという声も聞きますが、ある程度のサイズの活け込みであれば、離れたところから見ることになるのであまり気になりません。
また、1輪ずつ切り離して使うのも一つの手ですね。
大輪の魅力 ムーンライトイエロー
2度目のムーンライトイエローのご紹介です。
ムーンライトイエローは同じ黄色のムーンライトレモンよりやや大きめの花型。
ハスの実のような大ぶりなものとあわせても、存在感があります。
花のつき方もムーンライトレモンとはだいぶ違っています。
大きな花がぎっちりとつくタイプです。
離れて見ても、色も強くかなりの存在感。
Lサイズも出荷できるようになったとのことですし、大活けにも利用できそうです。
1輪ずつに切り分けたアンジーを。
アンジーの美しい花型と高級感ある質感を見て、1輪ずつに分けてみました。
まるで 1個ずつ高級なチョコレートみたいです。
参考までにいくつかの種類を1輪ずつにして、並べてみました。
デンファレやモカラは、水をきっても長くもつので、1輪ずつでテーブルセッティングに添えるような使い方や、(かなり高級ですが)ブライダルシャーワーなどにも利用できますね。