キャロット&テレサ 

子供のためのワークショップの試作です。
ちいさい手つきのバスケットに 何の花を使えば、子供の手にも挿し易く、折れにくく、そしてかわいいかなと。

切り分けて使えば、たくさんになるし、長いまま使えばそれはそれで個性的。
あまり複雑にたくさんの種類も使えない、けど華やかにしたいな と 思う時、モカラはぴったりかも。

そしてなにより、自分がつくったお花のアレンジを大切に長くたのしめることも、子供にとっては嬉しいことでしょう。

キャロット&同系色の花

失敗しない花の色合わせNO.1はやっぱり同系色の花とあわせること。
 キャロットのオレンジ色は、それより濃いオレンジ系の色とも、薄いオレンジ色ともぴったり決まります。

ヘリオスロマンティカという、花びらいっぱいのバラは、キャロットより明るく白っぽいオレンジ色。
キュッとちっちゃいクラッチブーケにしてみました。

白い縁取りの入った小さめサイズのギボシもまた、万能選手です。

キャロットの花束

キャロットに クリーム色のモカラ「テレサ」をあわせてモカラが主役の花束にしてみました。

一緒にあわせたのは、まず、パイナップルリリー。

それと ビバーナムコンパクターというつやのある赤い実。
葉っぱもきれいです。

ガラスの花瓶にズボッと入れても、キャロットの顔はちゃんとこっちを向いていてくれます。
エレガントというより キュート系のモカラです。

チャックワンオレンジとトクサで。

 チャックワンオレンジもちょっと和っぽい素材 トクサとコケとであわせてみました。

トクサじゃなくても、枝物などとあわせたカンタン・シンプルなアレンジにパッと生えます。

ランの日持ちのよさと華やかさを生かして、おなじように長持ちする枝物やグリーンと組み合わせて、結構大型の生け込みなどにも使えそうですね。

チャックワンファームを野の花と。

ランの花というと、どうしてもトロピカルフラワーの印象が強いせいか、おなじトロピカル系のお花と組み合わせられることが多いですね、たとえばジンジャーやクルクマ、アンスリウムなどなど。
トロピカル同志の組み合わせは間違いなく相性はいいのですが・・・今回はあえて野に咲いているような草花と組み合わせてみました。
チャックワンファームのかわいらしいピンクが映えるように、白い持ち手つきの木箱を選びました。
野の花を摘み集めているようなイメージです。

あわせたのは 白いベロニカとピンクのシモツケ草。
これは市場で購入したものですが、軽井沢などでは普通に野原に生えています。


熱いタイの国からきたチャックワンファームですが、和の雰囲気の花ともあわせやすいのです。

ルーシーでミニブーケ

ぴりっと存在感のある色をいかして、ミニブーケ仕立てにしてみました。
写真奥に置いてあるのは、ルーシーの色に合わせたブリキのプランター。
ちっちゃいブーケをいくつか並べていれあります。
あわせた花材はルーシーと似ている色のリューカデンドロン、ビバーナムなど。
手前はミニブーケ用のガラスの器。
どこの家にでもありそうないろいろな形のガラスです。

同じブーケをいろいろなガラス器に並べて入れるのもかわいいですね。
ルーシーのようなシックな赤色が入ると、ささやかに見えがちなミニブーケもぐっと高級感が出るような気がします。

クリスティーンのバッグコサージュ

クリスティーンとリューカデンドロンアルジェンタームを組み合わせてみました。

アルジェンタームはうっすら「毛」の生えたような、冬っぽくも見える植物。
でも色はシルバー系のぴかぴかしたグリーン。   
透明感のあるクリスティーンとよくあいます。


夏のビーズバッグにランのコサージュ。
蛍光ピンクにピカピカの素材は合いますね。
水がなくてもある程度の時間 生き生きとしていてくれるのも、ランのの花のよいところです。