春の花のように。

色とりどりの春の花が出回っています。
種類も豊富な春の代表選手、チューリップにラナンキュラス。
野の花をざっと摘んで集めたような自然っぽいバスケットアレンジにもミスティーンをあわせてみました。

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同じ素材をガラスの花器に。
脚付きの花器に少し垂れ下がるように下向きにいけています。

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黄色いラナンキュラス「シバス」
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八重咲のチューリップ「フォックストロット」
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アゲラタム。
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春の花の中でミスティーンもキラキラと。
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季節を問わず1年中あるデンファレだからこそ、その季節しかない花とのコンビネーションは大事です。
デンファレも春の花のように馴染んでいます。

ミスティーンのテーブル

テーブルフラワーを飾るとき、食事やお茶の邪魔にならないように高さを出しすぎないということが一つのポイントになりますが
今回はラインフラワーであるデンファレを横に倒して使用してみました。

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横に長いガラスの器にデンファレ ミスティーンを花が下向きにならないように横に倒して挿します。
自然な曲りがあるので、それを生かして、S字型や三日月型に。

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流れのあるアイビーやリキュウソウなどのグリーンを添えてもきれいです。
今回は豆の花を使用。

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デンファレを花留めにして、ほんの少しの添え花を入れています。
小さいガラス花器に、一人一輪ずつのミスティーンを飾って仕上げます。

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花が下を向いてしまったり、茎がくるくると回って
ちょうどよい位置にしにくかったりすることもあるデンファレやモカラは
いっそ横に倒して使ってみるとお花もよく見え安定もよくなります。

名脇役 デンファレ ミスティーン

2013年の秋にご紹介して以来、1年ちょっとぶりのミスティーンの登場です。

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白地の花弁の先にさっと淡いピンクのほお紅をブラシではいたような色が特徴です。
白色のほうが多めなので、本当にう~っすらとしたピンク色。
明るい場所ではふわっと光の中に溶けてしまう優しい色合いです。

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主張しすぎない、癖のないところが使い勝手の良さになっています。
白色の花をパステルカラーの花にあわせると白色が浮いて意外に合わせにくいのですが、淡いピンクのおかげでパステルカラーにもなじみやすいのです。これから春の花との組み合わせもおすすめ、「名脇役」ミスティーンです。

ピンクのデンファレ ミスティーンとサクラを比べてみました。

ピンク系のデンファレ2種を比較してみました。
色だけでなく、花弁の形も少し違います。

サクラは丸顔、ミスティーンは少しだけ細身。
ハッピーな印象は共通。おめでとう!やありがとう!の花にピッタリです。
同じ系統での濃淡なので一緒に使っても豪華ですよ。
 

デンファレピンクのグラデーション使い


5種類のデンファレをショート・キャスケードのようなブーケにしました。
ちょうどピンク~白のグラデーションになるようにワイヤリング。
上から
ソニア
アンナ
サクラ
ミスティーン
ビッグホワイト
です。
1本の茎に違う種類の花が咲いているようにワイヤーで仕立て、あえて葉ものを入れず、微妙な色の変化がはっきり分かるようにしています。リボンは幅広サテンのモスグリーンに。

デンファレのブーケってちょっと懐かしい感じになっちゃうのかな。。。と思いながら「可愛い系」に挑戦しました。
小さめに仕上げること、きっちりと作り込みすぎずにちょっとラフに仕上げることが、デンファレブーケを今風に見せるコツかなと思います。

 

ミスティーンの名前の由来は?

ミスティーンのクローズアップ画像です。
上品なほんのりピンクで、花型もエレガント。
1~2本いけて、1輪1輪の花をじっくりと見るように飾ってもキレイですが…
 

まとめてたくさん使ってもひらひらとした花の動きが楽しいものです。
花びらの微妙なカールが集まると、にぎやかで楽しそうに見えますね。
高校生の女の子が集まっておしゃべりしているみたいな、かわいらしさのある品種です。
品種名の由来はティーンエイジャーのティーンかなと想像したりしています。