JFMA フラワービジネス講座 基礎編 修了

6月から受講していたJFMA主催のフラワービジネス講座 基礎編の受講が完了し
先日、修了証書を頂きました。

IMG_1991

生花業界の基礎について幅広く知識を得ることができる、大変貴重な時間でした。
前職で研修・セミナーに多く参加してきましたが
これだけ多種多様な内容な話を聞ける機会は無かったです。
そもそも、講師陣も受講生も業種がバラバラです。
受講生だけでも生産・農協関係・加工・販売(花材・冠婚葬祭・小売)・市場関係・輸入(私)。
加えて講師陣は生花店・仲卸・海外事業者など。
是非、生花事業に携わる全ての人に受けて頂きたいと思います。

本セミナーを受けて強く思ったことは、これから花業界は個別の利益だけでなく
全体で団結する必要があるということ。
明らかに国内規模が縮小していて、生産者、流通、加工、小売など
各所が連携し全体利益を追求することが必須だと思います。
ほぼ全てが中小規模が占め、旗振りがしにくいという条件下では
新しい取り組みになると思いますが、放っておくと大変なことになる
のだと思います。

業界全体のサスティナビリティが各々のサスティナビリティと捉え
微力ながらも私も何かしら活動していければと思います。

タイ料理の紹介「プーパッポンカリー」

タイ料理の中でオススメなのがプーパッポンカリーです。

20150722_1

プーは「蟹」のことで、蟹を炒めたカレー という意味。
蟹の旨みと甘めの味付けの相性がとても良いです。

日本ではあまり食べられませんが、蟹は脱皮したての殻が柔らかい
ソフトシェルのものを丸ごと入れるので、若干歯ごたえがあります。

最近は日本でもタイ料理屋が多くなりました。
若干値段設定は高めですが、ぜひ食べてみてください。

タイの季節と排水について

赤道付近のタイは年中暑く、日本のような四季はありませんが
雨季と乾季で分けられます。

6月〜10月ぐらいが雨季となり、それ以外が乾季です。
年中暑いと言いましたが、特に2月〜5月あたりは高温となり
今年は雨季が遅れ、6月中旬まで40度を超える日が多かったようです。

乾季で高温のため湿気は無いのですが、40度を超えると
花の生育にも影響が出るかもしれません。
極端に出荷量が増減した品種は見受けられませんでしたが
気象の変化による出荷への影響は今後顕著になるかもしれません。

下の写真は、3月には珍しい数時間の大雨が降った後の
バンコク市内です。

20150709_1

雨が無い間に排水溝に溜まったゴミなどで下水に雨が流れず
30分もすれば冠水状態です。
タイの人にとって乾季でこれだけ雨が降るのは珍しいと言っていましたが
冠水自体は珍しくないようで、平然としている人が多かったです。

バンコク周辺の道を走っていると分かるのですが、立体交差点など人工的なものを除いて
道に坂がほぼありません。
このように、タイ国土が坂が少ない土地であるが故、排水がうまくいかず
数年前の洪水に代表されるように、冠水になりやすいようです

タイ ファーマシーン工場での作業研修

ただいま私はタイにて、出荷業者であるFarmachine Technologyにて研修中です。

3日前、約7時間の飛行でタイへやってきました。

20150320_1
(ビジネスシート憧れます・・・)

現在3月のタイは、乾季(一応タイでは気温が低い時期)が終わり
雨季に入るまでの非常に暑い時期です。つまり夏。
一年中暑いので、日本人からすると季節感無いのですが
それでも一番暑い時期らしいです。
花の生産量も増えていくようなので、たくさん出荷ができれば
良いと思います。

こちらのFarmachine Technologyでは、花を契約農家から買取り
輸出用に整形、パッキングし、出荷をしています。

20150320_2

日本の市場の販売曜日は月・水・金ですが、それに向けて花を収集し
パッキングするため、土日も工場は稼働しています。

20150320_3

日々作業をこなすタイのメンバーは素早く正確です。
私もお手伝いしていますが、スピードが遅く、ボトルネックになってしまいます。
しかし、柔軟に作業人数をコントロールし、できるだけ渋滞を作らないようにしていきます。
(つまり私の周りは手伝ってくれる人が多いです)

 

20150320_4

梱包が終わったものを重ねると、物凄い量です。(上の写真は本数が多い1種分)

身体を動かす作業が多いので、これは痩せれるチャンス、と思いきや
タイ料理が美味しくて、爆買いならぬ、爆食いです。

20150320_5

帰ってからの体重計が楽しみですね。

初めての生け花

前職は全く違う業界の為、植物を扱うことはもちろん、観る機会はほぼありませんでした。
強いて言えば、小さなプラントがオフィスに点在していた、ぐらいです。

現在のオフィスは花があります。
”飾る”のではなく、品質確認・体力のテストが
主な理由、それでも鮮やかな植物があるだけで
居心地が違う気がします。

もっと世の中の職場(オフィス)に植物が増えても良いかもしれない
と思いました。

 

前置き長くなりましたが、フラワーアレンジメントのレッスンに
初参加してきました。

私は花を生けたことはありません。
言ってまえば、生花の良し悪しが判ってません。。。
何が良くて何がダメか、雰囲気でなんとなく判る、、かも、、、という感じ。

こんな無知の状態で、先生に手取足取り教えていただきました。

20150227_1

ザクザクっと花や葉を挿していきます。

 

 

20150227_2

ほぼ埋め終わり。

 

 

20150227_3

そして完成!

どうでしょう?生まれて初めての生花です。
中心部にジャングルを作ってしまったり
強く刺しすぎて茎を折ってしまったり
位置の微調整を繰り返しすぎてフローラルフォームに巨大な穴を作ったり
色々ありましたが、どうにかこぎつけました。

 

20150227_4

こちらは母作品。

 

写真はチューリップが蕾ですが
今が思いっきり咲いて、我よ我よと主張しています。

時間が経てば全く違うものになるのも楽しいです。

節分とフラワーバレンタイン

本日2/3は節分です。
今朝、落花生を置かれ

「皆さんご自由に豆まきしてね」

と言われました。

20150203_1

ご自由に、と言われてもね。。。

 

お昼ご飯には恵方巻きを。

20150203_2

 

今年は西南西を向きながら食べます。

恵方巻き、ここ数年で一般的になりましたね。
花業界でも、何かしらブームというか火付けがあると
良いなと思います。

 

花業界の皆さんはご存知かと思いますが
2/14のバレンタインでは、男性から女性に花を渡す
フラワーバレンタインがあります。

この時期、タイなどアジアの生花はあまり使われていませんが
カラフルなデンファレ・モカラなど
ぜひフラワーバレンタインに加えてみては如何でしょうか。

大田花卉市場で、競りの見学

昨日は早起きし、大田花きの競りを見学させて頂きました。

このブログを見ている方は、ほとんど花事業関係者だと思いますが
そうでない方の為にも、簡単な市場な説明をします。

花卉市場(かきいちば)とは、花の市場のことであり
魚や野菜の市場があるように(有名なとこだと築地市場)
花の市場のことを指します。
もちろん、花だけでなく、葉物や鉢物も取引されています。

花屋さんなど植物を多く扱う人は、この市場で競り落としたものを
扱っています。
Farmachine Technology, 須藤商会はこの花卉へ切花を出荷し
販売・競売頂くことを事業としています。

植物も生物です。新鮮さが大事です。
ですので、他市場と一緒で花卉の競りも朝早くから始まります。

今回お邪魔した太田花き市場さんは朝7時半スタートです。

IMG_4493

この時期の7時半は寒い!
7時半開始に間に合う為に移動も考え早起きです。
毎日(切花の競りはおおよそ週3回)市場でお仕事している方
競りに参加されている方、大変ご苦労様です。

花卉内はフラッシュしなければ、写真撮影はOKでしたが
花屋の可愛いイメージとは少し違い、まさに市場ですので
控えめに撮影させていただきました。

IMG_4510

これは、競り落とされた生花が、配送先別に分別されているところで
奥の黄色い建物が、競り場です。

競り場は9レーン箇所あり、同時に行われます。
競り人の方が箱から代表の1束取り出し、見本として掲げます。

同時に、各レーンの上にある大きなスクリーンに
品種・品名・産地・本数・販売(競り)価格が表示され
見本やスクリーンの情報から、買い手の方が入札していきます。

品数が多く、かなり早いスピードで競り落とされていきます。
(10秒〜長くても1分)

IMG_4506

上の写真は、仲卸しさんの販売所です。
仲卸しさんが市場から購入したものを、小分けにし販売しています。
競りで大量に仕入れる必要が無い方は主に
ここで購入します。
※一般の方は仲卸しからの購入はできないのでご注意

 

以上、朝から多くの花関係の人が集まる、花世界の非日常的な裏側でした。
ここから日本の花業界が広がっています。

花事業の方々、どうぞ須藤商会の花をよろしくお願いします。↓↓↓
(しっかり宣伝)
sldr_12