サクラ(デンファレ)のご紹介

 明るいピンクのデンファレ「サクラ」のご紹介です。

ピンク系のデンファレというと、アンナやソニアのような赤紫系の濃いピンクか、シャネル様な淡いピンクをよく見かけます。
このサクラはモカラでいえば「カリプソ」のような、はっきりとした華やかなピンク色。

主役の花としての存在感もあるデンファレとして、いろいろに活躍しそうです。

お久しぶりのロビン

かなりお久しぶりに届きましたロビンという品種です。
赤というより濃い赤紫。
バーガンディ色といってもいいかもしれません。

2年前のタイの水害で流されてしまった品種です。
もう出てこないのかなと思っていましたが、ひさびさのお目見えです。

まだ量が多くなく、1週間に一度の出荷のようですが、モカラとしてはあまりない色。
特に秋から活躍しそうな深い色みです。


和でも洋でもシックに決まる、ロビン。
メリクロンで増殖中とのことですが、本格復帰が楽しみです。

黄色とピンクの2色使い


ピンクと黄色の花、主役っぽい花を組合せることはあまりないと思うのですが、モカラの場合は数色同時に使うのもおすすめです。
トロピカルな感じも、ポップな感じも組み合わせ方で自由自在です。

季節によって入荷している品種に違いもありますが、ピンクや黄色、オレンジなど定番色の品種のどれかはたいていありますし、組合せには事欠きません。

モカラの数色使い、お試しください。

ノーラブルーとグレイラタンのバスケットアレンジ


大きな活け込みにどっしりした陶器は定番ですが、夏の花活けには少しでも涼しげに見えるバスケットをよく使います。
大きさがあるアレンジメントには 土台部分の軽やかさも大切です。
夏にはガラス器も素敵ですが、水の汚れが見えやすく、メンテナンスとメンテナンスの間の微妙な時間の不安を考えると、毎日水が取り換えられない環境下では使いにくい場合もあります。

よく見かけるブラウンの籐のバスケットはどな花にも似合う万能選手ですが、
私はよくグレイの籐バスケットを使います。
籐かごのナチュラル感が出過ぎないので、ちょっとスタイリッシュな場所にも馴染みます。
花色もどんなものともあわせやすいですよ。

藤色ノーラブルー


ノーラブルーは少し細めの花びらのアランダ。
1本でたくさんの大きめの花がついていますが、花びらの細さで軽やかに見えます。
口の細い薬のビンのような花器に挿したこの写真も、たったの1本です。
多少個体差はありますが、1本のラインフラワーというよりは、少し横幅があります。
さわやかな藤色も、これからの季節に活躍しそうです。

明るい場所と暗い場所

天真爛漫なビタミンカラーのサイアムゴールドは、明るく白っぽい場所に置きたくなります。

明るい色だからこそ、少し暗い場所に置いてみました。

ちょっと照明の暗いバーや、間接照明の場所でもビビッドな色は映えそうです。

シックな場所にはシックな色味の花を置きがちですが、明るい色もたまにはいいですよ。

モカラの季節

最高のサイアムゴールドが届きました。
長さも花付きのボリュームも、そして色もカンペキ、いよいよモカラの活躍する季節がやってきたという感じです。
名前に「ゴールド」という言葉が入っているので、なんとなく黄色が強い感じがするのですが、実際には少し赤みがかった山吹色。
オシャレっぽく見える黄色系として、とっても使いやすい、あわせやすい色です。

また、長さも十分あり、大きいアレンジメントに使えるだけでなく、少しもったいないですが、切り分けてたくさん使うこともできます。
下のアレンジメントは直径30センチほど。
サイアムゴールド2本にオーニソガラム、グリーンを少しに周りにつるものをいれてあるだけです。

かつてのサイアムゴールドより、花の大きさが大きくなってきたそうです。
といっても全部の花が大輪というより、茎の上部の花は小さめなので、切り分けて使うときにも大きさのメリハリがつき、単調にならずに便利でした。

いよいよモカラが活躍する季節ですね。