レッドダッチェスとカラーの花束

初めてレッドダッチェスを見たときには、南国タイから来ている植物とは思いませんでした。なんというか、シックな色と独特のテクスチャーは都会的。

レッドダッチェス
花の色や形を引き立て、雰囲気を作り出す名人といってもいいかもしれません。

オレンジとマゼンタのカラーをレッドダッチェスでまとめました。
ビビッドな色の花を、大人色でまとめることができます。

レッドダッチェスとカラーの花束1カラー

そこにビビットな色のカリプソをプラスしてみました。
今月と来月はギフトをテーマにしましたので、簡単にラッピング。
派手色×派手色なので、あえて英字新聞とラフィアでラフな雰囲気に。
レッドダッチェスとカリプソ、カラーの花束1レッドダッチェスとカリプソ、カラーの花束4新聞紙ラッピング

こんな派手色の花束を照れずに持って歩けるとかっこいいですね!
(照れながら持って歩いてもかわいいけれど(笑))

カラーの花束 バッグ 

 

 

カリプソと春の草花の花束

カリプソ

大定番のモカラ「カリプソ」。

この個性的なピンク色は、意外かもしれませんが、色とりどりの
春の自然風な草花とも好相性。
カリプソとパンジーの花束1

 

今回は、パンジー、ルピナス、ツルバキアとあわせてマルチカラ-の花束にしてみました。
パンジールピナスツルバキア

このたくさんの小花を繋いでいるグリーンはポリシャスです。
都会的な花にあわせれば都会的に、野の花にあわせれば野の草のように見えるところが、ポリシャスの使いやすいところ。ふんわりナチュラルな花束にまとめあげています。
ポリシャスカリプソとパンジーの花束3

これからバレンタインにホワイトデー。チョコレートもいいけど、お花もネって、花束を抱えて待ち合わせなんていうシーンがたくさん見られるようになるといいですね。

カリプソとパンジーの花束2

 

 

いちごだいふくをギフトの花束にも

いちごだいふくとイブ ロケ3

いちごだいふくとイブ ロケ1

デンファレをギフトの花束にも。。。
鉢花ではギフト用として人気の蘭ですが、花束となるとあまり見かけません。花持ちもよいのですが。

うっすらピンクのデンファレ いちごだいふくを人気の女性に人気のバラと束ねました。葉はあえてグリーンではなくチョコレート色がかったレッドダッチェスです。淡いピンクを引き立て、まるで革?と見間違うような独特なテクスチャーで、ギフトとしての高級感UPです。

いちごだいふくとレッドダッチェス2 いちごだいふくとレッドダッチェス1

バレンタインにチョコレートをもらうばかりでなく、男性から女性へお花をプレゼント。
そんなシーンに似合うピンク×チョコレート色の花束です。

いちごだいふくとイブ ロケ2

チャックワンファームと黒い花

 チャックワンファームは1輪が大きく、花束に1~2本入れるだけでシンプルでもリッチな感じに仕上がります。
ダークな色の「カラー」と、それに似た色の「レッドダッチェス」にチャックワンファームを加えて「大人かわいい花束」にしました。

ボリュームをおさえた花束でも存在感のある花材を使うとリッチな感じに仕上がります。
花束は「大きければ豪華」という考え方もあまりなくなってきたように思います。
花を持つ人のファッションを邪魔しないとか、男の方が持って歩いても違和感のない、スマートなラッピングということも重要です。

忙しいときは「ポリシャス」


おなじみのポリシャス。
付け合せのパセリのように、ちょこちょこと使うのに便利な葉物ではありますが、
本領発揮は大ぶりなアレンジメントでの仕事のしやすさ、仕事の早さです。
特別な下処理がいらない上、塊状に葉が密集しているので、とっても仕事がはかどります。どんな花とも組合わせしやすい万能グリーンです。

パパッと面が埋まります。

そこにパパッと花を入れて。

婚礼やフューネラルなど、ボリューム感を出す花活けに、力強いお助けアイテムです。
忙しい年末に向けて、時短グリーンとしてもおすすめです。

 

レッドダッチェスのリバーシブル使いブーケ


レッドダッチェスとアマリリスの花束。
そのままだとちょっと大きいかなと思ったので、レッドダッチェスは下の画像のように2つに丸めて使っています。

丸めると表のグリーンと裏のブラウンのコントラストの面白い花束になりました。
リバーシブルです。
折らずに丸めて、両面テープで留めています。
(ホチキスで留めると破れやすいので両面テープのほうがきれいです)
それを6~7本束ねて、花束ホルダーに。
色のコントラストで立体感も出ておもしろくなりました。
レッドダッチェスのリバーシブル使い、お試しください。


 

名わき役 レッドダッチェス


銅葉のレッドダッチェスは、どんな花をあわせてもシックでカッコよいアレンジに仕上げてしまう名バイプレイヤーのような存在です。葉の表側も渋くてよい色ですが、実は裏面にもこだわりがあるのです。

葉の裏側が緑色のものも中にはあるのですが、それははじいて赤色の美しいものだけをタイから出荷しています。
まるで皮革のようなしっとりしたテクスチャーです。

一緒に飾ると高級感が増す不思議素材です。
中でもおすすめは白い花との取り合わせ。

かわいらしい花とあわせても暗くはならず、
「大人かわいい」アレンジに仕上がります。

よく写真は黒バックだと引き立つといいますが、それと同じですね。
黒だとちょっときついかもしれませんが、グリーンがかった銅葉はどんな花でも引き立てます。
一年中手に入りやすいのも南国タイからの輸入ならではです。