直径40センチほどの大きめのリングアレンジです。
ぎっちりとお花を入れるとなると、案外たくさんのお花が必要になりますが、切り分けてふんだんに使えるモカラがあると余裕な気分。切り分けて、お花が重なるように贅沢に使うことができます。
テーマ色を決めて仕上げるアレンジメントを作るときに、本数をあまり気にせずに使えるモカラやデンファレは心強い素材です。今回使用した黄色系はもちろん、ピンク系、白系、赤・エンジ系、パープル・バイオレット系、グリーン系など、使いたい色がだいたい揃っていますよね。
季節ごとに数が少なかったり手に入りにくい品種はあるものの、ほとんどの色系統で数種ずつはあるので、雰囲気を変えずに代替品種が見つかります。
お探しの色、足りなかったらモカラでご一考を。
カテゴリー: モカラ
ムーンライトイエローのピンクの花束
ムーンライトイエロー1本と、バラ「ロマンティックアンティーク」の花束です。
平らに大きく開くバラはちょっと平面的になってしまいがち。
花のつき方が立体的なムーンライトイエローを1本入れて変化をつけました。
先っぽの花までしゃきっと咲いています。
ムーンライトイエローのイエローの花束
ムーンライトイエローの黄色い花束。
クリーム色のバラ「イリオス!」とちいさなヒマワリは「テディベア」です。
モカラの種類によっては、花が下を向いて咲くものもありますが、ムーンライトイエローは花が大きめであるにもかかわらず、シャキーンと上を向いて咲いていてくれるところが特徴です。
下を向かずに立体的に咲いてくれるので、少ない本数でも花束にボリュームが出ます。
写真は4本ほど使用しています。
特に水揚げに気を遣わなくても、茎元をパツンときるだけ。穂先の小さい花まで開いてくれました。
お月見気分
今年の中秋の名月は9月8日だそうです。
お月見のお供えのように、左右の対でお花を飾ってみました。
ムーンライトイエロー2本とオランダセダムのまるっこいアレンジメントです。
季節の行事のたびにお花を飾るということが、子供のころにはもっとされていたような気がします。
ススキや秋の七草でなくても、ちょっとした花飾り習慣が、お手頃に気軽にもっとできるといいですね。
ムーンライトイエローという名前にちなんで、お月見気分です。
残暑にも。ムーンライトイエロー
9月になりました。
夏には夏らしいと感じていた同じ黄色の花が、秋になると秋らしい黄色に感じられたりします。
ムーンライトイエローの黄色はほんのりと赤みを帯びた、秋の雰囲気もある黄色です。
まだ暑さの少し残るこの時期には、明るいグリーンと合わせてさわやかにも飾ることができます。
ポリポジューム
カリプソのフラワードーム
ガラスの水盤に
枝ものをワイヤーで作ったドームを載せてフラワーアシストにしました。
小さいガラスチューブ(試験管)をつけて短い花を挿したり、水盤から直接挿したりできます。
ピンクのスカビオサとカリプソを挿してピンクのドーム型アレンジを仕上げました。
外側だけでなく、覗き込むとカリプソが見えます。
深水でなくても元気でいてくれるので、浅い水盤を使ったアレンジに好相性です。
カリプソのミニブーケ
カーネーション1本、ビバーナム1本、スプレーバラ1本、カリプソ1本で小さい花束。
カリプソは2本に切り分けました。
お食事メインのテーブルに、大仰なお花は必要ありません。
が、まったくないのも物足りないですよね。
倒す心配のない低い器に少しだけのお花。
パンチのきいたピンクが1本入ると、お花は多くなくてもテーブルのアクセントになります。