単色のコーディネートにも

お花を贈るときには、相手の方の好きな(または自分の好きな)花で選ぶか、好きな色で選ぶかということが多いようです。
好きな花とあわせるとしても、花選びに「色」という要素はとても大きいことに変わりありません。
「この色の花が何かほしい。。。」と思った時に
モカラやアランダ、デンファレはたいていの色がそろいます。バンダまで入れれば濃いブルーもあります。
同じ色を集めた単色のコーディネートの時はもちろん、あともう1色という時の名わき役です。

タンガリン、ラナンキュラス、タイサンボク

暖かいお部屋にどうぞ

どっと雪が降ったり、急に4月中旬の気温になったり。
例年になく、気候に振り回される冬でしたね。
南国タイから届くモカラやアランダにとって、日本に届いて急に寒いということはあまり理想的なことではありません。
そんな性質を逆手に取れば、暖房の部屋でも機嫌よく長持ちしてくれるお花ともいえます。

花弁が細く、軽いせいか、しおれて下を向いてしまうということが少なく、長期間パリッとしています。

どのくらいの期間頑張ってくれるか、3月24日から実験しています。

春の花とのコンビネーション


茎のまっすぐなタンガリンを少しひらひら、ふわふわした春の花とあわせました。
1年中しっかりと咲いているタンガリン。
使いたい時にいつでも手に入りやすいからこそ、季節の花とあわせたいですね。

この変わった形の花はラナンキュラスです。
 モロッコシリーズのオレンジ「ハッドゥ」
濃いオレンジと淡いオレンジの2色使いが、タンガリンと共通点があります。

こちらもまだ珍しいラナンキュラス ラックスシリーズの「ムーサ」。
ちょっとゴールドがかったシフォンのような光沢があります。
スプレーのラナンキュラスですが、つぼみの小さい花もしっかりと開きます。

個性的な花とのコンビネーションも意外ににOKなタンガリンです。
 

春にタンガリンをどうぞ

細いみかん色の花弁のタンガリン。

みかん色に赤いドットが入っていることで、遠くから見ても寝ぼけずはっきりとした印象のオレンジ色です。
チューリップやラナンキュラスなどの春のオレンジ系と一緒に生けても負けない存在感があります。
一輪一輪の花の形のかわいらしさを見せるように1本ずつ飾ることもおすすめですが、
たくさんまとめて飾って色のインパクトを見せるのもおすすめです。

上から下まで色が入るので、にぎやかです。

秋の少し乾いたオレンジと違って、春のオレンジは瑞々しく飾りたいですね。
 

小さな花束 いろいろ

小さめの花束に切り分けたモカラを入れるのもおすすめですが、せっかくのラインフラワーを切らずに生かして、縦型のちいさめ花束もおすすめです。

小さい花束というと丸っこくまとめたものが多く見られますが、
花の形によっては縦型花束は活ける際にも使い勝手がよいものです。
そのまま活けたり、ばらしていくつかの一輪挿しに活け分けたり。。。
ラッピングも縦型に組んだ花束にセロハンでできた袋(クリスタルパック)をかぶせてちょっと立体的に襞をとり、リボンで留めるだけ。

 
上部の両角に蒸れ防止の穴を空けて出来上がりです。

長いままのモカラに台紙を付けてラッピングしても簡単でちょっとおしゃれ。

モカラで一味違った小さい花贈り、いかがですか?

 

赤×赤アレンジメント


数種類のグリーンに色はルビーの赤だけというアレンジメントをご紹介しましたが、
今回はグリーン少々、あとは赤いお花だけというリース型アレンジメントです。
赤い花といっても花びらの質感によっていろいろなニュアンスがあるものです。
バラ ブラックビューティの濃厚な少し黒みがかった赤やリューカデンドロン サファリサンセットの少しくすんだ赤、姫リンゴのすこし白っぽく乾いた赤。。。
同じような形の花ばかりでなく、いろいろな形の花が入ることで同じ色を重ねても単調さがなくなります。
この時期に何か赤い花、赤い花、、、と思ったら赤いモカラ、ルビーをどうぞ。
 

ルビーのリースアレンジメント


クリスマスの定番、リース型のアレンジメントです。
40センチほどのリースにルビーを5本ほど、それぞれ2~3本に切り分けて使っています。
ヒムロ、ブルーバード、ブルーアイス、ユーカリなど色々なテクスチャーのグリーンに、お花はルビー以外はほとんど使っていません。輪がちいさめのルビーですが、色のインパクトがあるので、存在感があります。