秋色夏素材

まだまだ暑い日が続きますが、市場ではもう秋草が本格始動しています。
女郎花、われもこう、フジバカマ。。。 


ファッションも同じことですが、季節先取りは必須。でもまだ暑い。。。
夏にも強い素材の秋色アイテムという「秋色夏素材」が9月から初秋にかけて活躍します。
ロビンもまさに秋色夏素材。
暑さの残るこの時期に活躍しますよ。

秋の素朴な花束に

ちょっと地方に行ったら庭や道端に咲いていそうな小さくさりげない花が、都会では貴重です。

野の草を摘んで集めたような小さな花束。

少しロビンを足しました。うっすら入ったスポットが、なんとなく和風テイストにもマッチします。

敬老の日のプチギフトに和風テイストの花束。いかがでしょうか。

お久しぶりのロビン

かなりお久しぶりに届きましたロビンという品種です。
赤というより濃い赤紫。
バーガンディ色といってもいいかもしれません。

2年前のタイの水害で流されてしまった品種です。
もう出てこないのかなと思っていましたが、ひさびさのお目見えです。

まだ量が多くなく、1週間に一度の出荷のようですが、モカラとしてはあまりない色。
特に秋から活躍しそうな深い色みです。


和でも洋でもシックに決まる、ロビン。
メリクロンで増殖中とのことですが、本格復帰が楽しみです。

ダークな色との組み合わせ

 
サンライズをアメリカテマリシモツケディアボロのボルドー色の葉とあわせると、たちまちに秋色の組合せになります。
フレッシュなグリーンとあわせればさわやかなオレンジが、黒っぽいものとあわせるとたちまち秋色に見えてきます。

器も黒いものにすると雰囲気がまた変わります。
乾いたテクスチャーの花材とあわせてもまた秋の気配になりますね。

比較的通年手に入りやすいサンライズですから、季節にあわせた花あわせで変化を楽しんでくださいね。

とにかく水替え


サンライズにちょっとだけお花を足しました。
この時期はとにかく水をきれいに保つことが大切。
水替えが簡単な 活け方にして、面倒がないように活けます。

水替えのときには、花瓶だけでなく、「茎」も食器用洗剤を使い洗っています。
少しでもバクテリアの発生を防ぐためです。
花瓶や茎のヌルヌルはとにかく撃退しなくてはなりません。
花瓶の口が狭くて、スポンジがうまく使えないときは、グラス用の柄のついたスポンジを花瓶用に使うか、それも入らないときは「卵の殻」を砕いて洗剤と水を入れ、振って振って洗います。
ついでに茎を切り戻し、枯れてきたお花も切って整理します。
先端が茶色く変色してきていたら、そこも切り落とすとすっかりリフレッシュ。

少し元気がなくなってきたかな?と思う花は切り落として、水盤などに浮かべればまた復活して楽しめます。
比較的花弁が厚くて丈夫なモカラは、水盤に浮かべたり、茎ごと水に沈めたりと、水中花のような楽しみ方もできます。その場合は洗剤できれいに洗ったガラス器を使うことはもちろんですが、消毒として花瓶の水に塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)をほんの数滴垂らすと水の濁りが防げます。

塩素系漂白剤をいれたとしても、これほどの猛暑が続くとやはりこまめな水替えは大切ですが。。。
ちょっと面倒でも「水が腐り始める前に替えてしまう」これが一番手間のかからないお手入れです。

サンライズとアスクレピアス

サンライズの籠花


サンライズとグリーンだけで作ったバスケット。
色のあるお花はサンライズだけで、あとは
水下がりのないアメリカアジサイ「アナベル」
フウセントウワタ
リキュウソウ
です。

まるでバンダのように1輪1輪が立派なサンライズ。
45センチ幅のワイヤーバスケットに6~7本で、いっぱいでした!