ルーシーと春の花(ラナンキュラス)

春の花の代表、ラナンキュラス。
ゼンマイをアクセントにして、最近お気に入りのオランダから来た流木で作ったベースに、素朴だけどちょっとおしゃれっぽく。
グレーがかった白っぽいベージュは、何色でも引き立てる便利色です。

そこに赤いルーシーを足してみました。
雰囲気ががらりと変わって、急に春の温度を感じますね。

アリスタとシクラメンの葉の髪飾り

赤のモカラの人気者、アリスタの髪飾りです。
緑にシルバーの斑の入ったシクラメンの葉とあわせました。

シクラメンの葉色は品種によっていろいろな種類がありますので、花の色にあわせて選びやすいのです。水分を多く含む葉なので、長時間の使用だとぐったりしてしまいますが、半日使うくらいなら、ワイヤーをかけても十分使えます。

存在感のある赤いモカラは、1輪をペンダントにして髪とお揃いにするのもおすすめです。
下の写真は、ガラス製の小さい花瓶のペンダントトップですが、ワイヤーをかけたモカラをペンダントトップにしたり、リボンにつけてチョーカーに仕立てても可愛いですよ。

小さな花飾り

あけましておめでとうございます。
本年も引き続きモカラやデンファレのご紹介をしてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
寒い日が続きますが、春を待ちながらカラフルなモカラ、デンファレ、アランダでいろいろなコサージュやヘアアクセサリーを作ってみようと思い、ワイヤーをかけ、準備をしています。
 
誰にでも手に入りやすいグリーンとランを1~2種類組み合わせるだけの、シンプルなコサージュや髪飾り。同じランでも組み合わせる花材で印象も変わります。

卒業式、謝恩会、入学式…大げさでなく、ちょこっとのお花でお祝いする気持ちが盛り上がるといいですね。
お花屋さんにミニブーケのように コサージュや髪飾りなどの小さな花のアクセサリーが並び、手軽に手に入るようになったら素敵です。

明るい場所と暗い場所

カリプソとアネモネ、ヒヤシンスを一緒に活けると、にぎやかな印象。
南国タイのカリプソが、すっかり違和感なくなじんでいます。
光のある場所に置くと、花びらが透けてきらきらとしています。

蛍光ピンクは、暗めの場所にも明るさを加えることができるのがよいところ。
にぎやかな色が暗い中で引き立って、絵画のようです。 
上の2枚の写真を比べると、まったく同じ花が、ちょっと違う印象になりますね。

カリプソと春の花の組合せ 2

 
カリプソと春の花の組合せ。
今度はアネモネです。
アネモネは単色で売っている場合もありますが、赤や青、ピンクや白の混色で売られていることが多いと思います。混色をそのままカリプソのピンクとあわせると案外なじみがよいのです。
また、モカラが入ることで、ボリュームアップにもなりますね。
カリプソと春のマルチカラーとの組み合わせ、お試しください。

カリプソ&春の花の組合せ 1

ちょっと蛍光がかったピンクのカリプソは、合わせる花やグリーンの色の選び方で、印象がだいぶ変わります。
以前ご紹介したように、シンプルにグリーンと合わせるだけでもその色が映えるのですが・・・

今回は春らしい色合いの花とあわせてみました。

淡いピンクや赤、青のヒヤシンスは、春の球根花の代表選手。
カリプソのように比較的年間を通して人気のある花は、「今しかない花」とあわせると季節感が出ます。
また、香りのないカリプソですが、香る花とをあわせるのもおすすめです。
 

サンライズ×稲穂のお正月飾り

 
うつむき加減のサンライズの飾り方を考えていて、
同じうつむき加減の花とあわせてみることを思いつきました。
ランと稲穂の組み合わせはあまり見たことがありませんが、
ゴールドともいえるオレンジの花と黄金色の稲穂は、色味的には合うはずです。

藁部分はペーパーラフィアで飾り結びで留めて、ステッキブーケのように仕上げました。
稲穂は水を必要としないですが、モカラも茎もとにモカラについてくる試験管をそのまま使い、水を入れ替えれば大丈夫です。

組みあわせてみて、お正月飾りにも使えそう と思いました。
それに「サンライズ」という名前も新年にぴったり。
まだ松が手に入っていませんが、このやり方で角松にワンポイントのお花をいれても華やかで素敵だなと思います。