アリスタのミニブーケ

アリスタミニブーケ3

赤い花に濃いグリーンの定番の組合せを少しアレンジして、赤い花と明るいグリーン、白っぽいシルバーグリーンでおしゃれ感を出したミニブーケ。
グリーンのトルコギキョウは、最近はやりの大輪系より若干小ぶりで使いやすい八重デコラミントという種類。バラもあえて赤でなく、淡いピンクからグリーンのグラデーションが美しいトレミヨンヌ。

トルコとバラ

赤いモカラは1/2本、トルコギキョウはスプレー咲き1本から2輪の花を。それにコニファーとバラの実ををほんの少し。お土産にちょこっとお花をつけてプレゼンとしてもらえたらうれしいですね。

アリスタミニブーケ2

さあ、クリスマス!

クリスマスと言えばやはり赤い花が主役!
このわかりやすさに変えるものは、やはりないかもしれません。
下の写真はルビー。赤い花が入っているだけで、なんだかクリスマス感が出ます。

クリスマスの赤い花といえば赤いバラ。。。という人、特に男性(アハハ)まだまだ多いのです。
もちろん赤いバラも素敵、でも赤い花のバリエーションは昭和時代より増えていますよ~と伝えたい、デスネ。

アリスタミニブーケ1

数日でハラハラと朽ちてしまう花のはかなさも素敵ですが、クリスマスシーズンのお花を少しでも長く楽しむクリスマスフラワーのためには、花屋さんは日持ちのする花を提案しなければなりません。
ある程度暖かい場所に置いても傷みが出にくいお花は、お花を飾ることに慣れていないお客さんに進める時にも大切なこと。せっかく買ってくれたお花にがっかりしてほしくないですもんね。
お花購入初心者への対策にも、赤いモカラはおすすめですよ。

アリスタミニブーケ4

もうしばらく、秋の色を 2

前回と同じく、もう少しだけ秋を楽しむお花を。

アリスタとキイチゴ1

丸弁のアリスタにコロコロした素材は似合いますね。
黄色い実は一才カイドウの実。
日本の花屋には、当たり前のように季節の枝ものが並びます。これは意外に外国ではあまりないことなのです。こんなに枝ものの種類がたくさんあるなんて、かのお花の大国オランダだってフランスだってありえません。
花だけでなく、季節感あふれる枝ものとの組み合わせを自然に楽しむ日本の習慣は、いけばなの影響が大きいかと思います。しかも花屋やフラワーアーティストでなくても、一般の消費者の方が枝とのコンビネーションを考えながらお花を買って自宅に飾るなんて、日本ならでは。西欧の人が、男性でも普段から花束をよく買うという話は有名ですが、「日本には日本の」花を飾ることに対する独特の感性を持っていると思います。

アリスタと一才カイドウの実
タイから運ばれてきたモカラが日本の季節の花や枝と好相性ということも、タイの方はあまりご存じないかもしれません。おもしろいですね。

アリスタとキイチゴ3
クリスマスまでのもうしばらくの間、秋色を楽しむ提案もしたいですね。

もうしばらく、秋の色を

年々早まるクリスマスシーズン。
ハロウィンに引き続き、外国のイベント好きの日本人は、あわただしくクリスマス、クリスマスとそわそわし始めましたね。でもまだ1月半以上ありますよ~と言いたくなります、すこしだけ。
日本の秋ってどこに行っちゃったんでしょう?と思ったりしますが、安心してください、市場にはまだ日本の秋を感じる枝がありますよ。

アリスタとキイチゴのバスケット1

赤い野バラの実とキイチゴの紅葉の枝。
アリスタを数本入れれば、まだまだ秋の風情を感じるアレンジメントは楽しめます。

カボチャが終わったら、いきなりクリスマスでは、2か月に1回しかお花を楽しめません。
いわゆるモノ日にふりまわされることなく、日常の季節感を楽しむお花も大切にしたいですね。

アリスタとキイチゴのバスケット2

赤いモカラの季節です。

アリスタ 束1

ハロウィンが終わると、もう街にクリスマスツリーが飾られ始めました。
年々前倒しになってきますが、もうしばらく秋を楽しみたいです気もしますね。

今回ご紹介する赤系のモカラ「アリスタ」は秋の花にもクリスマスにもとっても使える品種です。
「アリスタ」というより、赤い品種のモカラはこの時期とにかく便利!
代表選手としては「ルビー」という品種もあります。

花型は微妙に違いますが、アレンジした時の色の仕上がり感にはそれほど違いはありません。


可愛いだけではない、赤のモカラの「使いやすさ」を一度体験していただければと思います。
アリスタのみ

 

 

ハロウィンだけど白との組み合わせで2

前回に引き続き、白いおもちゃかぼちゃ「カスペリータ」を使ったバスケットアレンジメントです。
収穫の秋の感じを出すためにお花は少なめ、姫リンゴとフェイク素材の黒い実物をたっぷりと使って、部分的にセットした小さなオアシスにモカラ「サイアムゴールド」とワックスフラワー「スノーボール」を少しだけ入れました。

サイアムと白かぼちゃバスケットアレンジ1

ほんの少しでもオレンジ色が入ると、ハロウィン感がでますね。

サイアムと白かぼちゃバスケットアレンジ2

ハロウィンだけど白との組み合わせで

ハロウィンというと、オレンジ色に黒や茶色の色合わせのアレンジメントをよく見かけます。
お化けやコウモリのイメージでしょうか。

オレンジと茶色の組合せとても相性がよく、ハロウィンの時だけでなく人気です。
かのエルメスのブランドロゴもこの色の組み合わせですね。

今回はあえてオレンジ色に茶色・黒でなく、白を組み合わせたさわやかなハロウィンスタイルを考えてみました。
カスペリータという真っ白のかぼちゃは、それだけでオブジェとしてもシャビーでシックな存在感です。

白かぼちゃ1

オレンジ色はモカラサイアムゴールドを。

白かぼちゃ2

かぼちゃのようにまるっこい季節のダリア「ナマハゲサンセット」と、ワックスフラワー「スノーボール」も少し。

サイアムと白かぼちゃboxアレンジ2

白い秋素材として、白樺の樹皮も使用。既製の箱に白樺シートを貼りオアシスをセットしています。
白樺にはフェイク素材の紅葉の弦をアクセントとして巻いています。

白樺シート

ほっこりとした白いハロウィンアレンジメント。オレンジ色の素材もよく映えますね。

サイアムと白かぼちゃboxアレンジ1