夏っぽいグリーンと白い素材に、秋色のロビンをあわせました。
グリーンアナベルと、白いユリはオリエンタルリリーセレナマドンナです。
フレッシュ系の色合わせに少しだけシックな色を入れると、真夏のグリーンとは違って見えます。
小さいグリーンアップルを添えましたが、もう少し秋が深まってきたら、いが栗などをあわせたらまた季節感が変わってきますね。
夏の素材感のあるグリーンの手つきバスケットに秋色夏素材のロビンを生けました。
秋の花材のリンドウも最近は緑色の品種があるのですね、こちらは「夏色秋素材」ですね。
まだ暑さが残る時期に秋っぽ過ぎない組合せのアレンジメントです。
あっという間に猛暑が通り過ぎていきました。
一時、10月のような気温が続いて、それはそれでさみしいような虚しいような。。。
30℃越えは少なくなったものの、ムシムシと湿度も高く、はやりまだ夏ですね。
この時期、いつも提案させていただくのは、「秋色夏素材」。
今回は「ロビン」を改めてご紹介します。
ボルドーカラーの中輪系のロビンは、アレンジメントや花束に秋色をプラスするのにぴったりの素材。
温度や湿度に強いモカラの特徴そのままに、色で秋を感じられる便利素材です。
1本でも、たくさんでも、秋っぽさを出すアイテムとして「ロビン」を思い出してくださいね。
かわいいピンクをちょっとダークな花束にしてみました。
黒い花材との組み合わせはどんな花でも引き立ててくれます。そしてかわいいピンクも少し大人顔に。
大きな猫じゃらしのような、ガマの穂のような、黒いミレット(キビ類)。
穂の部分が見せ場なのでしょうが、同時によれよれとした銅葉も魅力的です。
中和剤としてハイドランジア フレッシュグリーンを。
こんな組み合わせで、男の方にドカッと渡すような想定で花束を組んでみました。
ラッピングは紺色、リボンはシルバー。
そのまま花瓶にどっかと入れるとこんな感じ。ガラスでなく、コンクリートのような無彩色の器にも似合いそうです。
ミレットのダラリとした葉がポイントで、可愛い感じのピンクに挑んでいる感じ。
かわいいピンクもちょっとワイルドに楽しめます。
使った花材はフレアと赤い淵のコルディリネ。
少なめの水で大丈夫なので、蒸散が激しくても安心です。
猛暑で花傷みの激しい季節の活け込みにこそ、南国の花材が活躍します。
もちろん空調されている場所であれば安心ではありますが、エアコンから発する風も花の大敵でもあります。
傷みが出始めても色のインパクトで見せられるような活け方、そしてエアコンの風も防げる活け方ってどんな感じ?と考えました。
南国の花となると黄色に赤にストレリチアのオレンジ。。。という花選びが多く、南国の限定的なイメージがついて回る感じもあります。好みが分かれ(というか場所の雰囲気にあわせるのも難しいこともあり)ますが、ちょっとシック系の南国の花を選べば、都会的な空間にもマッチしますよ。