ルビーのリースアレンジメント


クリスマスの定番、リース型のアレンジメントです。
40センチほどのリースにルビーを5本ほど、それぞれ2~3本に切り分けて使っています。
ヒムロ、ブルーバード、ブルーアイス、ユーカリなど色々なテクスチャーのグリーンに、お花はルビー以外はほとんど使っていません。輪がちいさめのルビーですが、色のインパクトがあるので、存在感があります。
 

ルビーのクリスマススワッグ

クリスマスリースがちらほらと見られる季節になりました。

丸いリースもいいけれど、形を変えてスワッグはいかがでしょうか?
スワッグというのは日本語でいうと「花綱飾り」とかいうようですね、納豆の藁苞の両脇にひもをつけたような形だったり、縦型に花をつなげたものなど色々な形をスワッグと呼んでいるようです。
クリスマス飾りには殺菌や抗菌作用のある針葉樹や常緑樹や、魔除け的な意味合いのある植物(ヒイラギなど)が使われます。
いずれにしても水につけていなくてもしばらく元気な植物。そんな植物とあわせるときには、同じように長持ちしてくれる植物が便利です。このスワッグには、ブルーアイスというヒバにリューカデンドロン、モカラには小さいプラスチックのチューブにエコ・ゼリーを仕込んでいます。
ちょっと無造作に束ねたような簡単スワッグ。
ドア飾りだけでなく、いろいろな場所に似合います。

 

ルビーの小さい花束


 クリスマスイメージのミニ花束。
ヒムロとビバーナムティナス、エンジのスプレーマムにリューカデンドロンにルビーを入れました。
全部2本ずつですが、すべて1本ずつでミニミニ花束にしても、ルビー1本に花が6輪くらいはついていますので華やかです。
ちょっとしたお土産ブーケが活躍する時期、いよいよルビーの出番といった感じです。

菊のアレンジにルビー

 
季節の菊のアレンジメントに赤いルビーを入れ、秋色に仕上げました。

和にも洋にもどちらにも転べるのがランの良いところ。
また、和風のものがランが入ることによって ちょっと洋風の仕上がりに見えたりすることもあります。
ちょっとさし色にルビーをと思ったのですが、
意外に存在感がでます。
主役にも、脇役にも 和風にも洋風にも ルビーは変幻自在です。

クリスマスアレンジにルビーを。

 
リング型のオアシスベースに1~2輪ずつに切り分けたルビーをあしらって、リングアレンジにしました。
1本でかなりの本数が取れますから、2本もあればかなりのボリュームになります。
ヒムロ杉や、モミなど、長持ちする常緑樹が活躍する時期になってきました。
この長持ちに「着いていける」色ものの花として、ルビーのような赤いモカラはおすすめです。
星のような花型もクリスマスにぴったりですね。

ルビー

 
ルビーは同じ赤3姉妹の中でも一番軽やかな印象。
前回のアリスタを塊状の花として扱ったのと反対に、ラインフラワーとして線の細いナチュラルな素材とあわせてみました。

ちょっと近づいてみました。
細い線の花材とあわせても、違和感無い軽やかさ、さらっとした赤として 使いやすいモカラです。

もっと近づいてみましょう。
暑いタイから届いたモカラといっても、利休草のさわやかさ、野の花のようなスカビオサとあわせて 風が吹き抜けるようなアレンジメントにもぴったりです。

赤モカラ3種 一輪ずつ見てみましょう

 
前回の1本単位での比較で 花のつき方の違いをご覧いただきましたが、
今回は一輪ずつじっくりとご覧いただきます。

ルーシーは3種の中で色が少し黒っぽい赤。
花びらは少しとがった形で星の形に似ています。

ルビーは細身の花びらですが、ルーシーと違って先が丸い形。
花のつき方が一番軽やかなので、チョウチョのように軽やかな印象。

最後にアリスタです。
丸弁のぷっくりしたかわいらしい形。
うっすら入った網目がおしゃれっぽく見えます。
ホテルのロビーの活け込みなどのような大型アレンジなどに活けて、遠目に見たら似た印象かもしれません。
でも、花束や家庭サイズのアレンジメントなら花の形がはっきりと分かります。
作りたい印象、他の花材との組みあわせで、お好みの花形をお選びくださいね。