シャロンとサルクレッド


乾いた雰囲気の流木とあわせると、色も形も一層引き立ちます。
シャロンの「顔」もはっきり見えます。
アユタヤの生産者から届くシャロンは、依然ご紹介したデンファレ「サルクレッド(下の写真)」とおなじ生産者だそうです。

そう思ってみると、シャロンとサルクレッド、ちょっと高級ある質感には共通点があります。

シャロン


初登場 シャロンのご紹介です。
初登場といっても、雰囲気的にはアンナやアンニナに似ています。
花型は少し違いますが、色味は似ていますね。
アンニナはお花の真ん中あたりの白い部分がもっと多いのですが、
こちらは全体的にえんじ色です。

アンナやアンニナが品薄の時期にも、シャロンを思い出してくださいね。

アンジーとブラナジェードのコサージュ

アンジーとブラナジェードの2種のデンファレ使いのコサージュです。

アンジーの色とブラナジェードのリップのエンジ色をあわせました。
コサージュは胸につけた時にごろごろと動いてしまってはいけないので、背面を平らに仕上げますが、
表面はあくまで立体的に生き生きとして見えないと台無しです。
反対色の花材でコサージュを作ると、凹凸がはっきりとして、立体的な仕上がりになりますね。

チャックワンファームとヒューケラ


大人かわいいピンク、チャックワンファームのコサージュは、
コサージュにありがちな「おでかけ用」的な雰囲気ではなく、
おしゃれ感を出して仕上げました。
洋服につけるのもいいけれど、
パーティ用の小さい布バッグや、カジュアルなかごバッグにもつけたりしてもいいなと思います。
ヒューケラの品種名は「ピノノワール」。
ワイン色の葉っぱもチャックワンファームのピンクを引き立てています。

ノーラブルーのティアラ

ノーラブルーは1輪が大きめですが、花びらが細いので、重たくなりません。
細い三日月状にワイヤリングした花をつなげて、ティアラに仕立てました。 

少しスモーキーな紫色に、シルバーがかったグリーンのユーカリとあわせ、少し大人っぽく。。。

髪飾りは、ヘア用のユーピンまたはコームで留めます。
コームに直接、ワイヤリングした花を取り付けても髪飾りができます。
髪に簡単に差し込めるので、ヘアメークさんなしで、気軽に髪に花を飾りたい時にはとても便利です。

明るい場所と暗い場所

カリプソとアネモネ、ヒヤシンスを一緒に活けると、にぎやかな印象。
南国タイのカリプソが、すっかり違和感なくなじんでいます。
光のある場所に置くと、花びらが透けてきらきらとしています。

蛍光ピンクは、暗めの場所にも明るさを加えることができるのがよいところ。
にぎやかな色が暗い中で引き立って、絵画のようです。 
上の2枚の写真を比べると、まったく同じ花が、ちょっと違う印象になりますね。