ライラックブルーの「和」の魅力2

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前回に引き続き、ライラックブルーのイメージカットです。
ゆかた、うちわ、花火etc.これからの夏のイベントに向けて、カンタンで涼しげな(実際には暑いですが)飾り方の提案です。
呉須の青い皿、花色を1色にまとめ、ワンポイントで木製のアイスペールにもお花を入れました。

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黄色やオレンジなどビタミンカラーをミックスして元気なイメージというのも夏らしさですが、色を1色に絞って涼やかな夏もいいですね。

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ちょっとなつかしいキキョウも添えて。野の花を添えても素敵です。

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ライラックブルーの「和」の魅力

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このブルーのモカラ、ライラックブルーは、夏におすすめしたいモカラの上位品種です。
洋花ですが、飾り方に依っては和の風情もあるように思います。

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和風の器に飾るだけでなく、たくさんの本数をマス状に飾るより、ラインを見せたり、花型を見せる活け方をすると、ちょっと和風に飾れます。

少し本数を絞って飾るほうが、爽やかですし、メンテナンスも少し気が軽いかもしれません。

いつものように一輪挿しに

今回もまた、どこにでもある一輪挿しに挿したサンプルを作りました。

背の高い一輪挿しに花を挿すと、細長いシルエットになりますが、重みがないマスフラワー アジサイとの組み合わせで、ころんと丸っこい一輪挿しスタイルにしました。

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同じような一輪挿し(2~3輪挿していますが)にボリュームを変えていくつか置くと、置き場所も変幻自在で、ボリュームの調節がしやすいです。

これから暖かくなり、水替えも頻繁に必要になる季節。
大きな花瓶の水をはこんだり、水を入れ替えたり洗ったりは結構大変ですが、小さい器にいくつか飾った花だとメンテナンスも簡単です。

 

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1輪ずつをよく見ると。

少し曲がった茎のノーラブルーを潔く1本だけを花器に挿しました。
たくさんの本数を活け、ついつい「色」のかたまりとして使いがちなアランダの花。でもじつは1輪1輪の花の形もかわいらしく、また、光が当たると少し透明感のあるパープル。

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先端の花までパチッとかわいらしく開きます。

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ノーラブルーの花の形が分かるように、他の花を足してみました。

少しうつむき気味な、でもプロペラのようなちょっとコケティッシュな花形も楽しんでみてください。

 

 

ナチュラルな雰囲気のアレンジメントに。

今回もまた、少し下を向いて開くやさしい雰囲気の花と組み合わせてみました。
野の花のような雰囲気をもつバイモユリ。

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モカラやアランダというと、どちらかといえばゴージャス系のアレンジメントに使うことが多いように思いますが、バイモユリやリキュウソウとの組合せで、ノーラブルーのパープルが素朴な野の花のように見えますね。

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うつむく花の美しさ

下を向いて開く花は、一見元気がないように思われがちですが、奥ゆかしさやたおやかさを感じることのできる素材です。

写真はテッポウユリ 日の本(ひのもと)という種類です。
ユリと言えば、カサブランカのような華やかなものが人気ですが、この日本的な奥ゆかしさのある、そして潔い花型の日の本は、今見るととても新鮮です。

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うつむいて咲く花の美しさを感じる花です。

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日の本にノーラブルーにノーラブルーのさわやかな色を足しました。

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ノーラブルーも日の本と同じように少しうつむき加減に開く花。
ちょっと日本的にも見えるタイプのアランダです。

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春のパープル

東京ではソメイヨシノの時期は過ぎ、満開となった八重桜もそろそろ散り始めました。

春に見るノーラブルーは、夏に見るさわやかなパープルとも違う、ほんのりとピンク色にも見えるやさしい色です。
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満開のサクラのように同じ素材をたっぷりと。
これからの新緑のシーズンを予感させる淡いグリーンのアジサイを花留めに使いながら、コンポートに投げ入れました。
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早く暖かくなるといいですね。