Mサイズシリーズ2 ライラックブルーの一輪飾り

 季節を問わず手に入りやすい花は、なるべくその季節にしかない花とあわせて、季節感を出したいと思っています。
ライラックブルーは南国タイから運ばれてくるので、比較的季節を問わず手に入れやすいものです。
春にしかない「アネモネ」とあわせてみました。

アネモネを「CAMPALI]の小さなビンに挿し、
ライラックブルーを1本足しただけ。
シンプルにちょっと飾りたい時って、こんなものかなと思います。
シンプルに飾るときは形の違う花やグリーンを合わせるとバランスがとりやすいですね。
ライラックブルーはライン上に花がつき、アネモネはコロンと1輪丸い形。
ラインフラワーどうしより お花がきれいに見えます。

同系色の花

 
パープルフォックス、シャネル、それにヒヤシンス・ウッドストック。
パープルフォックスを中心に、濃い・薄いの同系色のお花が、たまたまそろいました。
インドネシアの木のお盆の上で、同系色のお花達がリラックスしているような風景をパチリ。

パープルフォックスには濃い色の斑点と、薄いピンク地の部分があります。
つまり、同系色の濃淡がその花自体の中にあるので、同系色の花とあわせる際にもほかの花との「色馴染み」が良いのです。
斑点付きのモカラも使ってみれば案外便利です。

パープルフォックスでコラージュ

 
モカラでもデンファレでも、決して鮮度が悪くなくても花のつき方がうつむき加減になってしまうものがあります。
パープルフォックスもどちらかというとまっすぐ前を向くというより、下向き加減のお花です。
写真を撮るときに、なんとか顔を上げて表情を見せてほしいと思うのですが、こっちを向いたかと思うと、あっちを向く花があり・・・
いっそのこと一輪ずつに切って、コラージュにしてみたら?と思い、イギリスのファロー&ボール社の壁紙にあわせてみました。

写真撮りのバック用に何種類かファロー&ボール社の壁紙は常備していますが、シック雰囲気にパープルフォックスはよく似合いますね。

パープルフォックスと香る花をあわせて

 
ランの花には香るものもありますが、普段手に入りやすい種類には香りのないものが多いように思います。
水揚げも難しくなく、日持ちもいい。そこにさりげない香りがあったらもっといいのにと思うことがあります。
特に、ギフト用の花として贈るもの花には、ほんの少しの香りがあったほうが、贈る人にも贈られるひとにとっても印象が強くなる気がするのです。
香りのない花を贈るとき、ほんの少しでも香りのある花をあわせます。
今日はちょっと大人な雰囲気のパープルフォックスの赤紫に、あえて真っ白なスイセン「ペーパーホワイト」とハーブゼラニウムをあわせました。
パープルフォックスが揺れると、ゼラニウムとスイセンが香る花束です。

パープルフォックス(モカラ)

 パープルフォックスのご紹介です。

届いた箱を開けて見て、「チャックワンブルー?」と思ってしまったくらい、花型、サイズがチャックワンシリーズに似ています。チャックワンファーム、チャックワンオレンジの色違いのように見えました。
でも、そういうわけではないそうで・・・。

名前はともかく、大型のお花も、花付きのボリューム感も、とってもリッチな感じです。
バンダのような存在感で飾れそうな、期待の星?パープルフォックスです。

ライラックブルーの丸い花束

ライラックブルーの軽やかな青色と、オレンジ色のダリアでコロンとしたプレゼント用の花束にしました。
ライラックブルーとダリア(黄).jpg
葉っぱはハーブゼラニウム。
ひらひらとかわいらしいひだのよった葉をちょっと多めに。
ブルー系のお花は少しさみしそうに見えがちですが、補色に近い黄色・オレンジ色系の花とあわせるとヴィヴィッドに仕上がります。
ライラックブルーとダリア(黄)UP.jpg 

ライラックブルーの投げ入れ

ライラックブルー花瓶入れ.jpg 
ライラックブルーとビバーナムティナスという濃紺に近い深い色の実、
ハーブゼラニウムをガラスに投げ入れ。
日持ちのよいモカラに、おなじく長持ちする葉ものと実ものの組み合わせです。
ビバーナムティナスの実はドライフラワーのようになりましたが、ほぼこのままで3週間はもちました。
(しかも水も替えずに!)
モカラは花粉や花ガラがぱらぱらと落ちることもありませんし、めんどくさがり屋さんへのプレゼントや、あまり生け替えやメンテナンスのできないところにもおすすめです。